相続の際は金額やトラブル状況・不動産の有無で相談先を変えましょう

法律の専門家ごとの特徴

 

相続において法律の専門家に相談する事はとても大切な事ですが、法律の専門家といっても「税理士」「弁護士」「司法書士」などがありどこに相談すれば良いのか悩む方も多いです。
実際にはどこの法律相談所でも相続の相談自体は乗ってもらえますので、知識がないままトラブルが起きていないのに弁護士事務所などに相談しに行ってしまうと、無駄に高額な報酬を請求されるケースもありますので注意が必要です。
それぞれの法律専門家の特性を理解して、正しい法律相談所に相談しましょう。

 

~税理士の特徴~

相続税の申告は税理士にしかできません。
相続税が発生する場合は税理士にまず相談するのが一般的です。
平成27年1月1日の法改正により、全体の6%の方が相続税の納税義務が発生するようになると言われています。
無料相談を受けている税理士も多いので、相続が発生した場合はまずは税理士に相続税が発生するのか?を問い合せてみるのが良いです。

 

~弁護士の特徴~

相続人同士でトラブルが発生し、調停や審判など遺産分割協定を法定で争う事になった場合、相続人の代理人となれるのは弁護士しかいません。
主に相続においてのトラブルが発生した際の弁護士に相談するのが一般的で報酬は着手金と成功報酬があり、高額な手数料となる事も多いですが、相続トラブルの際には弁護士に依頼をしないと、不利な遺産分割が行われてしまうリスクがあります。
なるべく弁護士にお世話にならないように相続人同士で話し合いを進めて、やむを得ない場合は弁護士に相談するようにしましょう。
多くの弁護士事務所が無料相談を行っていて、初期費用が払えない人は法テラスによる補助を受けられるケースもあります。

 

~司法書士の特徴~

相続時の司法書士の主な役割は不動産の名義変更(相続登記)です。
相続税は基礎控除がありますが、不動産を所有している場合は評価額が基礎控除額を上回り、相続税が発生する可能性も高くなります。
相続に不動産が含まれている場合は、まずは司法書士に相談する事もおすすめで、相続税の申告が不要で相続人同士でのトラブルがなく、遺産分割協議書をスムーズに作成できる場合などでも相続による不動産の名義変更が必要であれば、司法書士へ依頼して代行してもらうのが一般的です。

 

~仲介手数料を取られる場合には注意が必要~

各法律の専門家は、法律で定められた報酬額の目安もありますが、実際には各法律事務所ごとで報酬の請求額は大きく変わってくるのが現状です。
業者などの第三者が仲介して、法律事務所を紹介してくれる場合は中間マージンを取られて、高額な報酬額を支払うハメになってしまう事もあるので注意が必要です。